去年10月にサイバー攻撃を受け一時サービスを停止していたアスクルは今日延期していた決算を発表した。サイバー攻撃の影響で去年6月から11月までの中間決算は66億円の最終赤字に転落した。アスクルの吉岡社長がテレビ東京の単独インタビューに応じた。アスクルの物流を支える東の基幹センター、埼玉・上尾市のアスクル関東DCでは先週、個人向けの通販サイトのロハコが再開し活気が戻ってきている。注文を受けた商品が保管されている棚が自ら動き出し作業者の元までやってくる「ポップピック」という設備をこの倉庫だけで440台が導入されている。アスクル関東DCは自動化を進めるため、去年6月に開業した。その矢先、去年10月、ハッカー集団からの攻撃を受け物流システムがアクセス不能に。全国の物流倉庫が稼働できなくなり事業者向けのアスクルや個人向けのロハコなど全てのサービスが停止した。74万件の情報流出も確認されアスクルの経営に大きな打撃を与えた。今回の決算発表では7月に発表していた通期の予想を取り下げ、開示を見送った。今回の決算を受けて、アスクルの吉岡社長がテレビ東京のインタビューに応じた。サイバー攻撃を受け、アスクルは、物流システムをゼロから一新。システムの構築や対策の費用などとして52億円の特別損失を計上した。サービスの停止で客が競合他社に流れるアスクル特需が発生。製造現場などで使う商品を多く取り扱うモノタロウでは12月の売上高が30%増加しその半分ほどがアスクルの影響だった。現在はアスクルのサービスのほとんどが元に戻っているが客からは「アスクルも被害にあっているが、こんなに届かないのはアスクルの責任」と批判の声も寄せられている。そこで今日発表したのが、大規模な販促キャンペーン。あさってからアスクルのオリジナル商品500点を20%引きで販売するという。吉岡社長は「こういう時こそ、何がありがたいのか、何が大事かということがよく分かってきたので、逆境進化に変えていきたい」と話していた。
住所: 埼玉県上尾市愛宕3-1-22
URL: https://www.askul.co.jp/
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