トランプ関税の交渉期限が来週に迫ってきた。日本はどんなカードを出せばトランプの合意を引き出すことができるのか。日米のトランプ関税をめぐる交渉について、ベッセント財務長官は3日、CNBCテレビで「日米の関税交渉は厳しい状況にある」と述べ、交渉は停滞しているとの認識を示した。その上で日本が20日に参院選を控えていることが多くの国内的制約を生じさせていると指摘。交渉期限の目安となる9日までに合意できない可能性を示唆した。こうした中、トランプ大統領は、関税交渉をめぐり、全ての国と個別の合意は困難だとする認識を示した。4日から1日あたり10カ国ほどを対象に関税率通知の手紙を一方的に送る意向を示した。どこの国に送るかは説明しておらず、日本が含まれているのかは不明。
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