アメリカのベッセント財務長官は3日、日本との関税協議について「厳しい状況にある」と述べ、その理由として「日本は今月20日に参院選を控えていて、それが交渉を進めるうえで国内的な制約になっている」と指摘した。そのうえで「日本との協議がどうなるか様子を見る」としている。相互関税の上乗せ分を一時停止している今月9日の期限が迫っているが、ベッセント長官は交渉に進展がない国は元の水準に戻る可能性があると警告した。また、どの国が誠実な交渉をしているか判断するのはあくまでトランプ大統領だと強調した。
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