アメリカのブリンケン国務長官がキーウを訪れ、ゼレンスキー大統領と対面しウクライナへの新たな支援を強調したという。ウクライナ側はATACMS長距離ミサイルの供与を求めている。ウクライナは来年の米大統領選挙を見据えさらなる支援を確実にしたいと考えているが、アメリカ国内では支援疲れが見えているという。ウクライナの支援について、世論調査では支援にもう十分と答えた人は51%に及び、さらに必要とした人は48%になった。民主党支持者はウクライナの支援に対し61%が必要としているが、共和党の支持者はもう十分に59%となったという。来年の大統領選挙に向けた共和党の候補者の中でも支持率が最も高いトランプ前大統領他ウクライナの支援の継続に反対、消極的な立場。積極的な候補はその後に続いている。またこうした中共和党の支持者の中では、ウクライナのための共和党員という名前の組織が出来上がり、ウクライナ支援を呼びかけるキャンペーンを展開している。