世界中で過熱する生成AIの開発競争。マイクロソフトはChatGPTのオープンAIに1兆円超を投資したとされている。国内では、ソフトバンク・NEC・NTTなどが開発を進めている。専門家は「生成AIを使ってアプリケーションをつくろうという動きが進みそれが目に見えるかたちで現れてくるんじゃないかとおもう」という見方。進化の速さを物語るエピソードもある。欠点を指摘するよう生成AIに指示をだすと、わたし(利用者)とわたし以外(たとえばライバル)とでは、わたし以外のほうを細かく指摘した(気をつかったということ)。こうしたなか先月、大手企業と研究機関とが、プログラムの無償公開を目指す新たな組織を立ち上げた。