ニューヨーク証券取引所から第一生命(DLI NORTH AMERICA)・松谷拓弥が解説。26日のニューヨーク株式市場について。松谷さんは「エヌビディアの決算を控える中、取引前半はハイテク株が上昇をけん引。議会下院で減税を推進する予算決議案が可決されたことも株価を下支えしたが、午後に泣けて軟調に推移」などと述べた。アメリカ半導体株の今後の見通しについて「トランプ大統領が中国田に対する半導体規制をさらに強化すると報じられ、影響を注視する必要がある。報道によると主要同盟国に中国半導体産業遺体する規制強化を求めるほか、エヌビディアが中国に輸出できる数量や種類をさらに制限することを検討されている。いずれも中国の先端半導体の開発能力を抑える狙い。規制強化を急ぐ背景には、中国のAI企業・DeepSeekの出現もあるよう。DeepSeekがアメリカの輸出規制を回避し、先端半導体を入手して安価で高性能なAI(人工知能)モデルを開発した可能性があるとされるため、アメリカでは現在の輸出規制の実効性が問われている状況。エヌビディアの決算発表ではAI需要の継続性のほか、規制やDeepSeekの影響についての発言があるのかの点にも注目」などと述べた。