アメリカの半導体大手エヌビディアの株価が27日に急落し、アメリカの企業として1日当たり過去最大となる92兆円ほどの時価総額が失われた。ナスダック市場の総合指数も先週末と比べ3%余り下落した。市場を揺らしているのは、中国の新興企業DeepSeekが開発したという生成AI。モデル開発にかかった費用がおよそ560万ドル(8億6000万円ほど)と低コストであることが伝わり、巨額の資金を費やして開発を行っているアメリカのハイテク企業との競争がさらに激しくなるとの懸念から売り注文が広がった。
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