今日のメダルへの道はバスケットボール男子日本代表河村勇輝選手。去年のFIBAバスケットボールワールドカップ2023では日本のパリ五輪に大きく貢献、48年ぶり自力での五輪出場権を獲得した。今回はバスケ人生の大きな転機に迫った。高校在学中に特別指定選手として18歳8カ月でBリーグデビュー、20歳のとき大学を中退にプロに転向、専念しこれまでト新人王など様々なタイトルを獲得してきた。影響を与えたというトム・ホーバスヘッドコーチは熱い言葉で東京五輪では女子日本代表を史上初銀メダルに導いた名将で「得点ができないPGは脅威じゃないよ。得点ができないと世界では通用しないよ」というアドバイスに今の自分が出来たと話した。河村選手の代名詞はノールックパスだが得点への意識も強くなり今季得点ランキング日本人1位となった。体の大きな選手と相手にヒットファーストという技術でタイミングよく体をぶつけスペースを作ると話した。試合前ルーティンはコートに入る際の深い一礼で「コートに立てることは当たり前のことじゃないと思うし日本代表という大きな責任を持ってコートに立つ上で全力でプレーすることに感謝するため一礼している」と話した。世界を見据え成長する得点力&代表への誇りが河村選手のメダルへの道となる。