米中はお互いに追加関税を115%引き下げた。これにより、アメリカから中国への追加関税は30%、中国からアメリカへの追加関税は10%に。引き下げた関税のうち24%については撤廃ではなく90日間の停止となっていて、両国は今後経済などについて協議すすめることとなる。また中国側は「関税以外の措置についても停止や撤廃にむけて必要な対応をとる」としている。アメリカ複数メディアはボーイング機体納入について「中国政府が受取の停止措置を解除し、機体の納入再開を認める通知を出した」と報じた。トランプ大統領は習主席との直接交渉について「ありえる」とコメント。アメリカはイギリスと関税措置をめぐる交渉で8日に初めて合意。これが日米交渉の参考になるのか問われた赤澤大臣は「各国それぞれ事情がある。何が最も効果的なのか考えながら取り組みたい」などと述べた。