ネット上の仮想空間「メタバース」を利用する人が増えている。そうした中、この仮想空間を利用した就職面談が、Z世代から注目されている。実際の面談の様子を取材。インターネットサービスを提供しているIT企業の採用面談。10人の枠に応募したのは、約70人。カジュアルな面談が人気を集めている。一対一で履歴書などはなく、気軽に質問が飛び交う。面談をしているのは三つ編みの女の子のアバターですが、実際に話しているのは採用担当の男性。GMOペパボHR統括部の船橋恵部長は、面談をメタバースで行う1番の狙いについて「VRですとか配信カルチャーを推進していくにあたって、情報感度の高い方に選考にご参加いただきたいと思いまして、今回取り組みをさせていただくことになりました」と話した。この会社は今後、「面接や説明会などでも幅広く取り入れていきたい」としていて、今後、さらにメタバースを利用した就職活動の場が広がるか注目。