冬眠とは代謝・体温を落とした状態で睡眠と一番違うのは体温が下がることである。砂川玄志郎は小児科医で重傷な子供を診る立場にいたが、たまたまある論文に出会って人工冬眠の研究を始めようと思ったという。その論文は「マダガスカル島のキツネザルの冬眠研究」でフトオコビトキツネザルはマダガスカル島に棲んでいるが1年の中で乾季があってエサがなくなるので冬眠するとのこと。そのため霊長類のサルが冬眠するなら人間もできるのではないかと考え、冬眠の世界の研究に足を踏み入れたという。しかし「冬眠のメカニズムは未解明「人工冬眠」研究も進まなかった」が反省ポイントとなった。
