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「IUU漁業」 のテレビ露出情報

IUU漁業の監視を続けるブラハさんがとりわけ警戒する海域は公海。各国のEEZの外側にあり、どこの国にも属さない公の海。公海では自由に漁ができる一方で監視の目が行き届かないため、暗黒船の活動が活発な海域でもある。公海でブラハさんが追跡する船が頻繁に行う動きがあった。漁船と運搬船が合流し、並走する様子が見られた。この間に転載が行われていたとみられる。転載は漁船が釣った魚を運搬船などに積み替える作業のこと。漁の効率化につながる一方で、複数の漁船からの転載により魚が混ざると、漁獲した場所・量が追跡困難になる。IUUで不正にとった魚をごまかすこともできるという。このためマグロを管理する国際機関は転載を特別な理由がない限り認めていない。禁止されているはずの公海上での転載だが、公海上で集中して行われている。ブラハさんはスターボードの技術者に協力を依頼。調べると不自然に長距離を移動する船が見つかった。船は漁を行った後、近くに荷物の積み替えができる港があるにも関わらず素通りし、公海上で転載を行っていた。寄港するのに比べて5倍以上の距離をわざわざ移動したことになる。事例を解析したところ、多くが公海上で転載するために長距離を移動していた。ブラハさんたちは調査結果を国際機関に提出し、公海上での転載を規制するための本格的な議論がはじまった。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年8月18日放送 15:10 - 16:00 NHK総合
BSスペシャルデジタル・アイ 暗黒船を追え
南太平洋で行われたニュージランド当局により漁船の立ち入り検査。不正に漁獲されたマグロがないか調査する。南太平洋は常にIUU漁業のリスクにさらされている。ニュージランドでは漁業は基幹産業の一つ、資源保護に積極的に取り組んでいる。この海でIUU漁業の取り締まりに携わるフランシスコ・ブラハさん。専門はマグロ。太平洋諸島地域の漁のルール作りを務めてきた、元マグロ漁師[…続きを読む]

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