愛知県の碧南火力発電所。ここで脱炭素を進めるための新たな取組がはじまろうとしている。発電事業者のJERAは火力発電の燃料の一部に石炭を使っているが脱炭素をすすめるため2050年に向けて二酸化炭素を排出しないアンモニアへと転換することを目指している。この発電所では来年3月から3か月間燃料の20%をアンモニアにして試験的に発電。これまでの石炭火力と違ってどの程度二酸化炭素を削減できるか、有害な窒素酸化物を回収できるかなど検証する方針。パリ協定の目標達成に向けて世界全体の対策の進捗を5年に1度評価する仕組み「グローバル・ストックテイク」が初めて行われる。