「わたしたちはどう生きるのか JR福知山線脱線事故から20年」が出版された。出版を企画したメンバーの1人の小椋聡さんは当時、通勤のために2両目に乗車しており、骨折などの大けがをした。書籍では当時の状況や家族への影響などがつづられている。小椋聡さんは生き残った者としての役目を果たしたいと考え、亡くなった人の最期の乗車位置を探す活動などを行ってきた。講演などを通じて体験を伝えている。現在、高齢化が進み、事故のことを詳しく知らない若い世代が増えた。そこで、記憶や教訓を後世に伝えようと本に書き残すことを決めた。
兵庫・多可町で「わたしたちはどう生きるのか JR福知山線脱線事故から20年」が出版記念のトークイベントが開催された。小椋聡さんは本に込めた思いを語った。
兵庫・多可町で「わたしたちはどう生きるのか JR福知山線脱線事故から20年」が出版記念のトークイベントが開催された。小椋聡さんは本に込めた思いを語った。