伏線の狙撃手、浅倉秋成最新作の「家族解散まで千キロメートル」で登場するのは家族解体を3日後に控えた喜佐家の人たち。築50年以上の実家は取り壊すことになっていた。最後に全員で集まるはずが父だけがいない。倉庫の整理をしていると、見慣れない木箱を見つける。開けてみると仏像が納められていた。父が持ち込んだものと思っていて、なぜ仏像を持ち込んだのかを考えていたところ、青森県の神社でご神体の盗難事件のニュースが放送され、確認してみると倉庫のご神体と同じご神体だった。神社のある青森県まで急いで返しに行くことになる。目的地に近づくにつれて家族が賭けていた嘘が明らかになってくる。榎本ゆいなは、話が二転三転どころがもっと転んでいくといい、家族という一番近いところにいる人だからこそ、実際には全然分かっていないんじゃないか、などとコメントしていた。