総務省は昨日、楽天モバイルにプラチナバンドを割り当てた。プラチナバンドは屋内や地下でも届きやすい周波数帯で、大手キャリアで楽天モバイルだけ持っていなかったという。楽天は2020年に本格的に携帯電話事業に参入したが、そのシェアはわずか2.2%に留まっている。原因は電波が繋がりにくい点にあるとのこと。今回のプラチナバンドの割り当ては、繋がりにくさを解消するための切り札になり得るとのこと。楽天はモバイル事業が赤字となっても、価格の安さを強調し撤退はしなかった。総務省も4社での競争による携帯料金の下落を望んでいる。楽天は来年にもプラチナバンドを使った新サービスの開始を予定しているが、契約者をどれだけ増やせるかが今後の価格競争にも影響を与えるとみられている。
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