大相撲夏場所では石川県出身の大の里が優勝を飾った。師匠であり元稀勢の里の二所ノ関親方は優勝まで89場所かかったのに対し、横綱・照ノ富士を下すなど7場所での優勝となった。新三役での優勝は67年ぶり2人目であり、親友膜から3場所連続の三賞受賞は25年ぶり2人目、幕下付け出しでデビューし初土俵から優勝まで最も早かったのは石川出身の横綱輪島で15場所目だったが、これも更新する記録となった。父・中村知幸さんとはLINEで足を捻ったことを心配する連絡があったが、大の里は休場しないと連絡していたという。大の里は天皇賜杯を抱いたことで優勝を実感したと話している。八角理事長も大関に向けて昇進してほしいと言及しているが、3場所で34勝というのが一つの目安となっている。照ノ富士が大関に昇進した際は平幕で8勝・関脇で13勝を2回という成績だったことから、大関へのスピード昇進にも期待がかかる。
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