テーマ「AI開発競争」。アメリカ・シリコンバレーの一角、カリフォルニア州サンフランシスコ。自動運転のタクシーが走り回るこの街ですでにアップル・インテリジェンスの提供が始まっているが消費者に浸透しているとは言えない状況だという。ジョズウィアック上級副社長は「人々が気づかないような形で自然にAIを生活に根付かせるのは大きな課題 AI時代はまだ極めて初期段階にある」などとした。初期段階で投入する日本語でのアップル・インテリジェンスの目玉機能ともいえるのがジェン文字、日本発祥の絵文字をAIでカスタマイズできる。このジェン文字には日本のユーザーからも期待の声があがった。作成した画像はLINEなどの外部アプリでスタンプのように手軽に使用できる。グレッグジョズウィアック上級副社長は「使いやすさという面で日本人ほどその価値を理解しているユーザーはいない。だからアップルインテリジェンスの最初の投入先として日本を選んだしここでサービスをさらに拡大していきたい」とした。今回の取材で豊島キャスターはマウンテンビューにあるコンピューター歴史博物館を訪問、AI開発競争を勝ち抜く鍵について館内のAI実装ロボットに聞くと「アップルには間違いなくその能力がある 技術革新と顧客体験に焦点を絞っているからだ。成功できるかはAI開発をどこまで優先するか次第」などとした。
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