プロ雀士の園田賢は競技麻雀の最高峰「Mリーグ」で戦っていて、”鳴き”という戦法に定評がある。相手が捨てた牌を利用していて、早く上がりに近づくが得点は下がってしまう。園田は次に起こりうる事態の確率、その際に期待される得点を計算・比較し、最善手を判断する。ただ、牌には巡り合わせがあり、ライターの東川亮氏は「どうしても不運に見舞われることが多い」と話す。園田は運の悪さを数値で検証すると、「ぼくは83人に1人の不運」と行き着いた。
園田は有志で研究会を行い、本番さながらの対局を重ねている。また、感想戦では結果を左右した選択について議論を交わしていて、10時間は食事を取らないことも。園田は大学生でプロ雀士を志し、サラリーマンをしながら15年、麻雀中心の生活ができるようになった。両親はその選択を応援している。初のMVPがかかる試合前、園田はプロ雀士がよく訪れるという神社を参拝したが、麻雀の神様はなかなか振り向かなかった。ライターの東川氏は園田について、「運がなかった、ツイて無かったからしょうがないのではなく、なんとか自分の力でこじ開けようとする」と評する。3位で迎えた最終局、園田はトップで締めくくった。麻雀では運が結果を左右するとされるなか、園田は「そうではないと信じています」と語った。
園田は有志で研究会を行い、本番さながらの対局を重ねている。また、感想戦では結果を左右した選択について議論を交わしていて、10時間は食事を取らないことも。園田は大学生でプロ雀士を志し、サラリーマンをしながら15年、麻雀中心の生活ができるようになった。両親はその選択を応援している。初のMVPがかかる試合前、園田はプロ雀士がよく訪れるという神社を参拝したが、麻雀の神様はなかなか振り向かなかった。ライターの東川氏は園田について、「運がなかった、ツイて無かったからしょうがないのではなく、なんとか自分の力でこじ開けようとする」と評する。3位で迎えた最終局、園田はトップで締めくくった。麻雀では運が結果を左右するとされるなか、園田は「そうではないと信じています」と語った。