大谷翔平選手がオールスター前、最後の試合に1番指名打者で出場した。日本時間きのうのジャイアンツ戦、大谷は投手復帰後5度目のマウンドへ。初球153kmのストレート。この日の大谷はストレートの威力が抜群だった。4球全てストレートで空振り三振。続くバッターにも全球ストレート勝負。徐々に球速を上げていき、この日最速の161km、3球三振で仕留めた。そして3番バッターには、スライダーで三振。三者連続三振と最高の立ち上がりを見せた。2回にはフォアボールでランナーを出すも、ストレートで後続を抑え無失点。そして大谷は復帰後初めてとなる3回のマウンドに上がると、ワンアウトをとり、2人目のバッターに対し160kmのストレートで追い込むと、スライダーで4つ目の三振を奪い2アウト。しかし、この試合、初ヒットを許したが動じないのが大谷。最後もストレートで打ち取った。復帰後最長となる3回を0に抑えた大谷。ドジャースの連敗を7で止める原動力となった。そして日本時間午前5時すぎから始まったオールスター前、最後となる試合で大谷は、5回の第3打席、今シーズンすでに9勝のレイに対して右手1本でライト前に運んだ。登板翌日の試合ではこれまでヒットがなかった大谷だが、16打席目で初めてヒットを放ち、この日は3打数1安打。先発の山本由伸は7回を投げ7奪三振無失点。試合は延長の末にドジャースが勝利。