体操男子個人総合決勝に、橋本大輝と岡慎之助が出場した。橋本大輝は、第1種目のゆかを高得点でまとめたが、第2種目のあん馬で落下した。優勝候補の中国の張博恒も、ゆかでミスをして、得点を伸ばせなかった。岡慎之助は、前半の3種目を終えて、暫定トップにつけた。岡は、身長155センチで、おととし、全治8か月の大怪我を負った。後半戦、橋本大輝は、跳馬で大技「ロペス」を決めて、高得点をマークした。中国勢が優勝争いに食い込んでくるなか、岡は第5種目の平行棒で、15点を超える演技を見せた。第6種目の鉄棒で、中国・張博恒を抑え、岡が金メダルを獲得した。岡は、練習の成果が金メダルにつながって嬉しい、目標としていたノーミスで演技することができてよかったなどと話した。