- 出演者
- 藤村幸司 中山正敏 宮根誠司 郡司恭子 奈良岡希実子 杉村太蔵 澤口実歩
オープニング映像
京都市から中継。京都は8日連続の猛暑日、予想最高気温39℃、午後1時50分まで37.1℃、手元の温度計では39.7℃。四条大橋の欄干はかなり熱くなっている、8月3~4日に鴨川納涼2024が行われるなどと伝えた。
100ミリくらいの雨が降ると一気に冠水が起こる。きょうも気温が上がっている。広島・加計は39℃、高知・中村は38.7℃などとなっていて、今年1番の暑さを更新しているところもある。西日本・東海を中心に35℃以上のところが多くなっている。高気圧に覆われ雲がなくなっていて、晴れた東北南部と北陸は梅雨明けとなった。明日は引き続き高気圧に覆われ太平洋高気圧が東北北部まで覆うので。あすは東北北部でも梅雨明けになると見られる。さらに高いところのチベット高気圧にも引き続き覆われるのでより暑い。日差しが強く危険な暑さに警戒が必要。明日も晴れて西日本を中心に猛暑日になりそう。エアコンはずっと付けておいたほうがいい。週末は土曜日にかけても暑い。岐阜・京都・奈良・日田(大分)は最高気温39℃予想、などと伝えた。
日本時間きょう未明に始まった体操男子個人総合決勝。ゆか・あん馬・つり輪・跳馬・平行棒・鉄棒の全6種目の合計得点によって順位が決まる。団体での金メダルに続き2冠を目指し挑んだ岡選手。最初の種目は「ゆか」。技の着地をしっかり止める堂々とした演技で14点台の高得点をマーク。好スタートに笑みがこぼれる。そして2種目目の「あん馬」ではエース・橋本選手にミスが。落下は1点の減点。大きな痛手となるが次の演技者・岡選手に「慎之助ビビんな!」と声をかけた。その声を受け完璧な演技を見せた岡選手。難易度の高い大技をしっかりと決めた。2種目を終えた時点で岡選手が暫定首位に。初めてのオリンピックでみせる強心臓ぶり。さらに続く3種目目「つり輪」では最後にF難度の着地を一歩も乱れずおさえる。そして後半戦は因縁の「跳馬」から。実は岡選手は一昨年の全日本選手権の跳馬の着地で右膝の前十字靭帯を断裂。全治1年の大怪我をした。よぎる着地への恐怖。膝をしっかり落としなんとかこらえた着地。笑顔のガッツポーズが出る。5種目目は得意とする「平行棒」。持ち味のきれいな姿勢で正確な演技を披露。15点台の高得点をマークし再びトップに躍り出た岡選手だが、そのすぐ後ろに迫ってきていたのが中国勢。東京オリンピック銀メダリストの肖若騰選手、そして予選1位だった中国のエース・張博恒選手は5種目を終え2位と3位につけた。岡選手との差はわずか0.366と誰が金メダルを手にしてもおかしくない展開に。運命の最終種目は「鉄棒」。まずは暫定2位の肖選手から。そして岡選手の演技。金メダルをかけひとつのミスも許されない緊張の瞬間。完璧な演技を見せ全6種目をノーミスで終えた。勝負の行方は最終演技者の中国の選手・張選手に。終盤、倒立でわずかにバランスを崩した。結果は岡選手が金メダル。2位の張選手との差はわずか0.233。新たな王者が誕生した。その瞬間を側で見ていたのは連覇を逃し6位に終わった橋本選手。橋本選手は「新しい歴史を見れて僕は幸せです。どんどん日本の体操が強くなる新しい未来も見えて、彼が怪我をしてここまで乗り越えて。彼の努力と諦めなかった強さに本当に僕も感動した。」などと涙を浮かべ新チャンピオンとなった岡選手をたたえた。岡選手は「金メダルを目指して練習してきたので、そお成果が金メダルにつながってうれしい。橋本選手にはずっと『自信を持って胸張って演技しろよ』って最初の種目からずっと声をかけてくれていたので、それがすごく自分にも自信になったし力にもなりました。大きな怪我をして本当に多くの方がサポートしてくれていたので、こういう結果で終われて少しでも恩返しできたかなと思っています。」などと語った。
体操個人総合で、岡慎之助選手がノーミスで演じ、金メダルを獲得。岡選手のご両親に取材したところ、平行棒あたりから緊張感が伝わってきたとのことで、手汗をかいていたなどと話していたという。一方で体操男子個人総合・橋本選手はチームメイトに声をかけるなどする姿があり、岡選手が1位とわかった瞬間には涙を流し喜び合う姿もあった。岡選手は種目別でも出場する予定で今大会3個目の金メダルが期待される。
岡選手(20)は、2022年右膝前十字靭帯断裂のケガをおい上半身強化に取り組んでいた。橋本大輝選手(22)は、今年のNHK杯の前日練習で右手中指を負傷、パリ五輪前最後の国内試合欠場していた。池谷さんは岡選手のケガについて「2年あったのがよかったのかなと思う。もっと短いと厳しいものがあった」などとコメント。きのうの試合では、岡選手、張博恒選手の首位が入れ替わる接戦で、岡選手はゆか・あん馬で点数を上回ったが、張博恒選手はそれ以降の4種目で岡選手より点数を上回った。池谷さんは、ゆかとあん馬で点数をとれたことと他で差がなかったことがよかったなどとコメントし、ゆかの岡選手の着地についてよかったとし、張博恒選手は着地に披露の蓄積があったのではないかなどとコメント。
ロシアとの戦闘が続くウクライナが供与を求めてきた米国製F16戦闘機が初めてウクライナに到着したと、米国メディアが報じた。米国・ブルームバーグ通信は、NATO加盟国から供与されたF16戦闘機がウクライナに初到着したと伝えた。ウクライナは、航空戦力の強化のためF16戦闘機の供与を求めていた。米国・バイデン大統領は去年5月に供与を認め、パイロットの訓練などを開始。供与された機体数や運用開始時期は不明。
パリ五輪・体操個人総合で、岡慎之助選手が6つの競技すべてをノーミスで演じ、金メダルを獲得。つり輪の「ホンマ十字」認定したことがポイント。中国・張博恒選手の跳馬のラインオーバーは疲労が原因だと池谷は張選手と岡選手の映像を振り返りながら解説。今後は女子個人決勝、種目別もあるなどと体操のスケジュールについて予選に残っている選手について池谷は伝えた。
柔道 男子90キロ級で、村尾三四郎が銀メダルを獲得した。村尾は日本人の父とアメリカ人の母の間に誕生し、2歳でニューヨークから日本へ移住、5歳から柔道を始めた。準々決勝で、村尾に一本の判定が出たが、ビデオ判定の結果取り消しになる場面があった。また、決勝では、勝負ありと見られた村尾の内股が認められなかった。村尾は、インタビューで悔し涙を見せていた。
村尾の決勝について、鈴木桂治監督は「映像で見ましたけど、あのポイントは今回のオリンピックに関しては取っていないなという印象。片手だけついていた、あそこで両手がついていればポイント。ルールブックにも書いてありますので」などと話していた。スタジオで溝口さんは「最後までコントロールを身につければ、明日にでも世界チャンピオンを狙える実力だと思います。ゴールデンスコアに持っていけば、ベカウリを投げられたのではないでしょうか。経験不足の差だったかも」などと話した。溝口さんが、スタジオで組み手の実演をした。
引き分け以上で予選リーグ突破が決まるなでしこジャパンはナイジェリアと対戦。試合が動いたのは前半22分、スルーパスに植木選手が抜け出すと、最後は濱野選手が押し込んで日本が先制。さらにその10分後にはエース・田中選手に待望の今大会初ゴールが生まれリードを2点に広げる。しかし準々決勝進出には勝利が絶対条件のナイジェリアも黙っていない。強烈なミドルシュートを決められ1点差に。それでも前半アディショナルタイムには北川選手が芸術的なフリーキックを決め再び2点差に。後半、ナイジェリアに攻め込まれるも体を張ったプレーで凌いだ日本。ナイジェリアを3-1で破り2大会連続で準々決勝を決めた。
52年ぶりのメダルを目指す男子バレー。初戦のドイツ戦を落とし、東京大会・銅メダルのアルゼンチンとの対戦は1次リーグ突破へ負けられない一戦。まず第1セットに試合の流れを引き寄せたのは西田選手。サービスエースを奪うと2連続を含む5本のサービスエースが飛び出し第1セットを先取。第2セットはアルゼンチンのブロックに苦しみ最大7点差をつけられるが、点差を徐々に詰めるとフェイクセットが炸裂し、大逆転で2セットを連取する。その後第3セットを落とし迎えた第4セット。闘争心むき出しで悲願のパリ五輪初勝利をあげた日本。準々決勝進出をかけ、次はアメリカと対戦する。(日本3-1アルゼンチン)
昨夜行われた自転車男子BMXフリースタイル・決勝。パーク内に設置されたジャンプ台などを使い技の難度・独創性を得点で競う。決勝では1分間の滑走が2回行われ、得点の高い方が採用される「ベストスコア方式」で争われる。日本から出場したのは中村輪夢選手。1回目で3位につけ迎えた2回目。得点は90.89と1回目を上回る得点をマーク。しかし最終結果は東京五輪と同じく5位で、メダル獲得とはならなかった。BMXフリースタイルでは世界最高峰の”ヤバい”大技が次々飛び出した。A・ジャンジャン選手、L・マーティン選手、K・ライリー選手・J・トーレス ヒル選手の演技が流れた。
バドミントン混合ダブルス準々決勝。渡辺勇大選手&東野有紗選手×タイ・プアワラーヌクロ選手&タエラッタナチャイ選手。東野は積極的に前にでる試合映像がながれ、序盤は9点差となる苦しい展開だが、我慢した渡辺と東野はねばりのプレーで逆転に成功し勢いにのり、ワタガシペアは準決勝進出を決めた。次戦はあす、世界ランク1位・中国ペアと対戦。渡辺勇大選手&東野有紗選手2−0タイ・プアワラーヌクロ選手&タエラッタナチャイ選手。
サッカー女子は準々決勝進出。あさって米国と対戦。サッカー男子はあさって準々決勝でスペインと対戦。バレーボール男子予選リーグ。1勝1敗。次戦は米国と対戦とスケジュールを伝えた。
フランス・パリから中継。ルーブル美術館の前を流れるセーヌ川は雨で水量が増えた。トライアストン競技、スイムではセーヌ川を1.5km泳ぎぬいた。男子個人は7月30日の開催がきょうに延期となり男女同日開催となった。開会式当日の雨の影響で水質が悪化したため。汚物やゴミの流入で水質が悪化、これまで101年間にわたり遊園禁止となっていた。フランス政府は2300億円をかけて貯水施設を整備。カナダの選手がレース後に10回ほど嘔吐、水質によるものかは不明と現地から伝えた。
京都市・鴨川デルタから中継。京都の最高気温は38.3℃。映画やアニメの聖地巡礼で世界各国から観光客が訪れる名所。カメや千鳥の形も「出町の飛び石」があると紹介した。