- 出演者
- 中山正敏 嵩原安三郎 宮根誠司 おおたわ史絵 蓬莱大介 澤口実歩 小西美穂
オープニング映像。
静岡市では38.3℃、栃木・佐野市では38.1℃と、猛烈な暑さとなった。正午頃、埼玉・坂戸市で横殴りの雨が降りつけた。関東各地では天気が急変し、明日にかけ厳重注意となっている。
沖縄・石垣島の現在の様子を伝えた。蓬莱さんは「明日の午後に中国に上陸するまで、強い影響を受けそうです。大型なので、本州にも影響が出ます」などと話した。
全国の気象情報を伝えた。
東京・江東区の東京ビッグサイトの「猛暑対策展」から中継を伝えた。MIクリエーションズの「アイスストロング」は、氷水を入れて首を冷やせるアイテムで、分解して脇などを冷やすことができる。サンコーの「ハンズフリー背負える日傘」は、日傘をリュックのように背負い、両手も空くという。「折りたたみファンブレラ」は、日傘にファンがついた商品となっている。
ロシア外務省は、トヨタ自動車・豊田章男会長や楽天グループ・三木谷浩史会長、JICA・田中明彦理事長ら13人を無期限入国禁止にすると発表した。ロシア外務省は、日本政府による制裁への対抗措置としている。日本企業のウクライナ支援に反発した可能性もある。ロシア外務省は、制裁への報復として岸田首相ら63人を無期限入国禁止としている。
北朝鮮、激化する恐怖政治。韓国映画を見たことで公開裁判から粛清される若者が増加。韓流弾圧の恐怖と金一家の贅沢三昧も明らかに。一方、テレビ番組に大きな変化もあった。
先月21日、ソウルで行われたとあるイベント。壇上にいる女性は北朝鮮から亡命した脱北者。去年10月、木造の小型船で脱北したカン・ギュリさんが明かしたのは北朝鮮国内で密かな楽しみとしていた「禁断の趣味」について。いま北朝鮮当局が頭を悩ませる外国文化の流入と脱北者の増加。そうした中、指摘されているのが金正恩総書記の焦り。事実、金総書記は焦りと苛立ちから想像を絶する策を次々打ち出している。2020年、キム政権は「反動思想文化排撃法」を導入し、国民が韓国文化に触れないよう徹底的な取り締まりと処罰を強化、最高刑は「死刑」と定めた。北朝鮮で実際に行われた公開裁判と見られる映像が流れた。軍服を着た大人に手錠をかけられているのは16歳の少年2人。罪は韓国ドラマなどを広めた罪で、12年間重労働に従事する刑が言い渡されたという。さらに先月6日、脱北者団体は韓国ドラマ・音楽が入ったUSBなどを韓国から北朝鮮へ散布。TV朝鮮によると北朝鮮当局は韓国ドラマを見た中学生約30人を公開処刑したという。弾圧はそれにとどまらず金総書記による恐怖政治が激化している。11月27日に韓国政府が発表した「北朝鮮人権報告書」では「サングラス禁止」「ワインはワイングラスで飲むのを禁止」など一段と強い思想統制がなされていた。しかし一方で金一家は贅沢三昧。金総書記の自宅が有るのは平壌市の北部で、東京ドーム約244個分の広さだという。また、愛用しているという北朝鮮南東部に有る別荘には530メートルに及ぶ砂浜。海水浴場には超豪華遊覧船があり、これは所有する4つのうちの1つだという。贅沢三昧の金一家に国民は怒り爆発。いま相次いでいるのが、エリート高官や富裕層の亡命。北朝鮮の元エリート外交官も去年11月に亡命。顔出しで金態勢を批判するという異例の事態が続いている。
いま北朝鮮メディアにも変化が。先月9日から北朝鮮で5回に渡って放送されたゴルフ番組。北朝鮮の一般国民にはなかなか手の届かない上流階級のスポーツにも関わらず、凝った演出を盛り込むなどなかなかの手の入れよう。これもなにかの戦略なのか。前例なき動きが多発している北朝鮮、裏に隠された金総書記の思惑とは。
龍谷大学・李相哲教授のスタジオ解説。今月10日、TV朝鮮の報道によると、北朝鮮で韓国ドラマを見た中学生(相当)約30人を公開処刑。公開処刑の理由は、風船からUSBメモリーを拾って韓国ドラマを視聴したこと。2022年には16歳少年2人が公開裁判を受け12年間重労働の刑となる。さらに先月、高校生(相当)の青少年30人が無期懲役や死刑となった。金正恩総書記の妹・金与正氏は「韓国のゴミらの幼稚で汚い仕業が続く場合、対応が変化することはやむを得ない」との談話を発表。北朝鮮から韓国への風船の中身は、ごみ・日用品・寄生虫。北朝鮮の汚物風船に対し、韓国は宣伝放送といたちごっことなっている。軍事境界線付近では軍事衝突の懸念が高まっている。2020年北朝鮮で「反動思想文化排撃法」が制定。韓国ドラマ・ニュース・出版物・音楽などの流入・流布・視聴を禁止するもので、違反した場合最高刑は死刑。北朝鮮に入っているドラマは「冬のソナタ」「愛の不時着」「イカゲーム」。去年10月に脱北した女性は「多くの人が韓国に憧れの気持ちを持っている」と話す。北朝鮮で禁止の言動を紹介。ことし5月、金総書記は派出所の強化を指示。北朝鮮でいうところの派出所は国内の各地区に置かれていて住民の監視を担う場所。アメリカのシンクタンク研究チームの分析によると、街中や学校・道路に監視カメラを設置、顔認識システムの導入、住民の写真や指紋の収集などを進めているという。今月20日、中国に留学する北朝鮮の学生の一部が飛行機で帰国。留学生の帰国はコロナ禍のため5年ぶり。海外に留学する若者が外国思想に染まったり愛国心が希薄なるのを防ぐため、北朝鮮での思想教育が目的だという。
北朝鮮ではエリート高官や富裕層の亡命が相次いでいる。去年、元キューバ駐在北朝鮮外交官のリ・イルギュ氏が韓国に亡命。「金総書記は平凡な人間」「ジュエ氏の国家行事同行に拒否感」「金与正氏の、権力がある・ナンバー2などは全部ウソ、最高威厳の他はみんな奴隷」と話す。2011年、エリート一家に生まれた北朝鮮富裕層のキム・クムヒョク氏は韓国に亡命。「金一家は英雄ではなく独裁者。腐敗と強制支配は長続きしない。人権を認め自由な暮らしを」と話す。「北朝鮮高官が裏金(約47億円)を持ち逃げ」報道が入っている。逃亡した北朝鮮高官は朝鮮人民軍保衛司令部の高官で、兵器現代化のため中国からコンピューター数値制御工作機械などを持ち込む任務が与えられた政権の中核幹部だった。元外交官のリ氏の月給は国内では約50円、海外派遣で約7万8000円。工場などの労働者90%以上が月給1ドル以下。去年、北朝鮮の餓死者は例年の3倍に。金一家のぜいたく暮らしを紹介。平壌・専用邸宅「特閣」の広さは東京ドーム約244個分、敷地内に専用駅がある。別荘には豪華遊覧船4隻、ウォータースライダー付きもある。有事の際、中国への脱走用途だと言われている。金一家はブランド好き(スイスIWC、シャネル、ディオール)。年間数千万円〜数億円の贅沢品を随時購入。今月11日付「東亜日報」によると、推定約10万人いる中国で働く北朝鮮労働者の大部分が近く在留許可の期限が迫る。中国側から北朝鮮側に全員を一括帰国させるよう要請。中国側は「小説だ」と否定。労働者はほぼ女性で集団生活。水産や衣類の工場・レストランで働いている。約10万人の外貨獲得は約550億円。李相哲教授によると、「中国は北朝鮮に怒っている。北朝鮮は中国が打ち出している政策を尽く踏みにじっている」とのこと。
北朝鮮国内でゴルフ番組が5回放送された。朝鮮中央放送委員会のカン・イルシム記者がゴルフ場の所長らと18ホールを回りゴルフを紹介する番組。ドローン映像など凝った演出も。ゴルフをする上でのメリットまで紹介。金正日総書記が初めてのゴルフで11回ホールインワンを達成し、スコア34でまわったという伝説を持つ。プレーできるのはエリート層のみ。韓国客を呼びこみ、外貨獲得をもくろむとみられる。さらに労働新聞HPでは新しくできたビアホールを紹介。2つの共通点は女性記者の登用と、金総書記への感謝を語っていること。金総書記は女性を登用することで国際社会の仲間入りを目指す。
龍谷大学・李相哲教授のスタジオ解説。最近、女性起用のテレビ番組がめだっている北朝鮮。観光活性化のため国内外の観光客を対象に多様な映像など制作中とみられる。
全国の週間天気を伝えた。