鳥取放送局の番組「さんいんスペシャル」を紹介。鳥取を代表する農産物、梨。しかし後継者不足などで廃業する農家が相次ぎ、この先8割近く減ると県が試算している。この番組では梨王国復活を目指して挑戦する農家の1年に密着した。秋吉正士さんは去年の春から県外の新規就農希望者2人を迎え、梨作りの技術を教えている。去年12月、剪定作業が始まった。就農希望者の1人、村井さんは生まれ育った神戸を離れて鳥取で梨作りを始めた。8月、記録的な水不足で梨の成長が遅れていた。梨作りの厳しさに直面した。それから2週間後、間引きのお陰で梨は出荷できる大きさに育っていた。NHK鳥取の山本ディレクターは「諦めずに現場で頑張っている梨農家の方々がたしかに存在している、温もりを見ていただけたら」などと語った。
