アメリカの大手半導体メーカー・エヌビディアの、先月までの3か月間の決算で売上高は、前の年の同じ時期と比べて1.9倍の350億8200万ドル、日本円にしておよそ5兆4500億円だった。純利益は2.1倍の193億900万ドル、およそ3兆円でいずれも市場予想を上回って、四半期として過去最高を更新した。主力の生成AI向けの半導体の需要が引き続き好調だった。ただ、株価は時間外取引で一時値下がりし、アメリカメディアは「投資家の高い期待には応えられなかった。急速な成長には限界があることを示した」と指摘している。