智剣・Oskarグループ大川智宏さんがスタジオで解説。日経平均予想レンジ:3万7800円~3万8300円。軟調なアメリカの半導体株と円高の進行で、日経平均は上値が重いのでは。きのう大きく下げていること、エヌビディアの決算発表前なので極端な動きになりにくいのでは。注目ポイント:変わる「日本のお家芸」。大川さんは「トランプ大統領の関税引き上げ懸念で、製造業が厳しさを増している。力強い上昇を見せている企業は、ゲームやキャラクターといったエンタメ、コンテンツ関連の銘柄。新商品発表や良好な決算もあったが、全ての銘柄の業績が好調だったわけではない。減益の企業も少なくないが、一斉に上昇した背景は、エンタメ、コンテンツ企業が投資家から新たな日本のお家芸として選好されている可能性がある。多くのゲーム関連企業の海外の売上高は高いことで知られている。投資の観点で見るとさらに明確になる。例えば日本上場企業のアナリストカバー人数でランキングにすると、上からソニー、任天堂の関連銘柄が1位2位を占める。株価は高く調整リスクはあるが、長い目で見て日本のお家芸に期待してもいいのでは」などと話した。