物価高の中ガソリン代は家計の負担となっている。都内ガソリンスタンドでのきょうの価格は1Lあたり178円。有志8カ国で原油産油国による国際的会合「OPECプラス」が3日オンラインで開催、OPECプラスのうちサウジアラビアやロシアなど8カ国は原油価格の下落を防ぐために4月から供給拡大路線に転換、5月に続き6月も原油増産を決めた。足元の原油価格は米中貿易戦争激化で世界景気後退懸念が強まっているため低迷、OPECプラスの有志国の増産発表を受け価格は一段と下落しNY原油先物価格は約4年ぶりの安値で推移している。OPECに加盟していないアメリカもインフレ抑制を目的に原油の増産を目指している。増産による原油価格下落は産油国にとって収入の減少を意味するが専門家は「原油価格が下がっているので収益を増やすために量を増やす、輸出・生産量を増やし獲得できる金額を多くする意図。OPECにプラスは生産量を維持してシェア維持を考えている」などとした。原油価格の今後については需給が緩み下乳価格が下がりやすくなる。国際原油相場が大きく下がれば日本のガソリン小売価格も下げてくる可能性がある」とした。