全額自己負担とすることを含め、保険適用の見直しを検討すると政府が決めたのがOTC類似薬と呼ばれる薬の一部。市販薬と成分・効果はほぼ同じだが、購入時に医師の処方箋が必要。市販薬が全額自己負担なのに対し、OTC類似薬は保険適用され自己負担は1~3割。増大する医療費を抑えるために保険適用を除外しようとする動きが出ている。80代の女性が処方された63枚の湿布は75歳以上のため1割の自己負担で湿布63枚は111円。もしも10割負担となれば約1000円負担が増える。現役世代の保険料負担を減らすためだが、病院を受診する機会を奪わないようにする課題もある。具体的に見直される品目については年末にかけて検討される見通し。山里は「やっと医療費の使い道や社会保険、社会保障の話が少しずつ前に進むようになったのは期待したい」、藤井は「飲みきってないものが多い。本当に必要な人に必要な分だけ出されていないんじゃないか」とコメントした。