ニューヨーク証券取引所から漆山さんに話しを聞く。ITセクターが軟調に推移、イートセクターが好調なほか原油高によりエネルギーセクターも堅調に推移している。金利は一時低下していたがその後下げ幅を縮小し10年債は前日比ほぼ横ばいで推移とのこと。小売売上高について、1月は前月比マイナス0.8%で市場予想を下回った、過去2カ月分も下方修正されている。コア小売売上高は前月比マイナス0.4%、オンライン売上高が前月比マイナス0.8%に下落したほか、百貨店や衣料品も減速、好調だった年末商戦の反動がみえていると考えているとのこと。依然、高止まりする金利が消費者の重荷となる中、これまで米国経済を支えてきた個人消費が引き続き勢いを保てるのか多いに注目しているとのこと。