松村北斗さんと上白石萌音さんがW主演した映画「夜明けのすべて」。朝ドラの共演経験を生かした2人の役作りにスポットライト。一昨年まで朝ドラ「カムカムエヴリバディ」で夫婦を演じていた松村さんと上白石さん。2人が再び共演した最新作。上白石さんは会社員、松村さんはその勤務先に転職してきた同僚で、友だちでも恋人でもない日常を過ごしやがてそれぞれが抱える心の不調に気づく。上白石さんは「絶妙の空気感は結構探りました。リハーサルの回数がすごく多かった気がします」などと話した。GREAT POINTは“全力で挑戦!揺れる心の役作り”。上白石さん演じる女性が抱えるのはPMSで「演じていて緊張もするし苦しかった」とのこと。松村さんはパニック障害に悩む青年を演じていて、症状を学んで役作りに務めたという。「ウソのないシーンにしようということでかなり勉強、練習はした」そうだ。不安を抱えた者同士支え合いながら生きる毎日、そんな2人の関係を象徴的に描いているのは、美容室が苦手な山添の髪を切ってあげるシーン。自然体で演じた2人は朝ドラでの共演経験が生きたと言う。映画は来月9日公開。