鈴木さんが被害にあうきっかけとなった通販サイトに問い合わせをしたが、電話は繋がらない。記載されていた住所を訪ねてみたが、不在。表札は違う会社の名前になっていた。返金詐欺を行う相手と接触し、手口の詳細を明らかにできないか通販サイトを利用して相手からの連絡を待った。そして、欠品のため返金したいというメールが届いた。被害届のものと比べると全く同じ悶々だった。誘導されたとおりにやりとりはじめると、端末画面が相手に見えるように設定されたあと操作の指示が入る。こちらのアカウントが制限されているため返金できないと相手は主張する。制限を解除するために必要だといくつもの操作を指示される。20分以上やりとりが続き、返金に必要な数字とQRコードが送られてきて読み込む。ここでNHKであることを明かして山本と名乗る相手に質問をした。詐欺ではないかとの質問には詐欺ではないとして一方的に通話を切られてしまった。