今年のクリスマスや年末年始をどう過ごすかのアンケートでは、自宅で過ごすが約70%、外食が約10%だった。アドリア洋菓子店では、去年小麦や砂糖などケーキの材料が軒並み価格高騰し去年は前年より200円値上げして2950円で販売。今年も小麦や砂糖などが再値上げされ、去年よりも高い3000円で販売するという。これでも儲けはなく本音はもう少し値上げしたいという。その中でも、ケーキに欠かせないイチゴが十分に手に入らない可能性があるという。イチゴの苗植えは、土の温度が25度以下にならないと出来ないが、猛暑の影響で植えるタイミングが遅れている。そのため、収穫が少ないことから価格高騰の可能性があるという。そのため、クオリティーを落とさないために個数を減らしたり半分にカットするなどと話している。萩谷弁護士は、岸田総理の減税対策の評判が悪いのは、今困っているのにやれるのが6月で、その後に増税が待っているのではというのが消費をより冷え込ませているなどと指摘。年末年始の旅行について、旅行を計画している人の割合は62%だという。鳥海さんによると、新型コロナが5類に移行後初の年末年始ということで、旅行意欲が高いという。しかし海外旅行の料金は、円安・物価高・航空券代高騰などの影響で、コロナ前と比べて1.5倍~2倍とみられている。原油高の影響を受ける燃油サーチャージも引き上げられている。海外旅行は高いので国内旅行で済ますトレンドは続くという。