中国のGDP成長率・香港ハンセン指数・上海総合指数を伝えた。岡三証券の久保和貴さんは「去年はゼロコロナ政策解除によるリベンジ消費が追い風となりましたが、今年はそれがなく苦戦が予想されていました。しかし、実際はGDPが目標を超え、政府としては御の字だったでしょう。特に、企業の設備投資関連で持ち直しの動きが出ています。企業が抱える製品の在庫も低下し続け、今後生産を正常化する段階に差し掛かっていると言えるでしょう。しかし、楽観的に見られない部分もあり、設備投資を促進しても、稼働率は低下しています。自動車も販売台数がプラスになっていますが、値下げで金額が増えにくい状況となっています。GDPの数値自体は設備投資が下支えとなりますが、輸出はまだまだ増えにくいでしょう」などと話した。このあと、投資のヒントをモーサテプレミアムでライブ配信する。