日本科学未来館では2050年の東京の姿を描いた発明の技術展示のSusHi Tech Tokyo 2024が開催されている。中でも未来の食として3Dフードプリンターで印刷された寿司ネタが展示されている。3Dフードプリンターでは魚のすり身や野菜の粉末などの自然由来の材料を用いているため食べることも可能である。開発したのは山形大学の古川英光教授で、料理のデータさえあれば食べたいものが印刷できるという。世界初の技術としてスクリュー式を導入し、海外の3Dをフードプリンター技術では難しいとされる固い材料にも対応したことで好きな形や食感を再現し、材料には野菜のくずや廃棄される食材を粉末にしたものも使用可能である