米国・トランプ大統領就任へ。トランプ氏はバイデン大統領の政策を大きく転換すると宣言していて就任後すぐに200本以上の大統領令に署名する可能性も指摘されている。就任演説についてトランプ氏の周辺は、自らが全ての国民のための大統領令であることを明確に伝えるものになるとしていて団結や力強さをアピールするものとみられている。イーロンマスク氏の他、アップル・ティムクックCEOやアマゾン創業者・ジェフベゾス氏、メタ・マークザッカーバーグCEOなどIT業界の大物がズラリと顔をそろえる予定。いずれもトランプ次期大統領へ寄付をしたと報じられている。トランプ氏が8年前の大統領就任初日に署名した大統領令の本数は「オバマケア」の見直しのわずか1本にとどまったが、米国メディアによると今回は就任後すぐにおよそ200本以上に署名する可能性も取り沙汰されている。具体的には選挙戦で公約としてきた不法移民の大量強制送還に向けた措置やメキシコやカナダ中国に対する関税引き上げも実際に行動に移すかどうかが焦点になっている。またトランプ氏は米国でサービスが一時停止となっていた中国系動画投稿アプリ、TikTokの利用継続を可能にする大統領令を出すと表明している。これを受け、米国のTikTokの運営会社が僅か半日でサービスを再開するなど、すでにトランプ効果は現れているよう。(中継)連邦議会前。