アメリカのトランプ前大統領が立ち上げたSNS「トゥルース・ソーシャル」を運営する新興メディア企業が26日、SPACと合併し、ナスダック市場に上場。ティッカーはトランプ氏の名前にちなんで「DJT」と付けられ、26日の取引は、合併前日25日の終値を16%上回る57ドル99セントで取引を終えた。トランプ氏は合併後の新会社の株式を6割程度保有しているため、終値ベースで計算すると、個人資産が約45億ドル増えることになる。ただ、筆頭株主であるトランプ氏は、原則として6カ月間株式の売却ができないため、資金難の解消につながるかは未知数。