去年11月、鹿児島県屋久島沖でアメリカ軍のオスプレイが墜落し乗員8人が死亡した事故を受け、陸上自衛隊はオスプレイの飛行を見合わせている。陸上自衛隊はアメリカ軍が今月8日に飛行停止措置を解除したことを受け、あさってにもオスプレイの飛行を再開させることを決めた。陸上自衛隊のオスプレイは現在、千葉県の木更津駐屯地に12機、佐賀県の目達原駐屯地と熊本県の高遊原分屯地に1機ずつ置かれていて、木更津駐屯地の機体から飛行を再開させるという。陸上自衛隊はきょうまでに木更津市に説明していて、当面は駐屯地の周辺に設定されている飛行ルートや洋上などで基本的な訓練を行うとしている。