原油が急騰したことに注目し、樽野さんは「国際的な取引の指標となるWTI先物価格が一時、1バレル=77ドルと10%以上も急騰。きょう午後3時時点でも73ドル台と上昇傾向が続いている。中東情勢がきっかけで急騰しているが、原油の生産自体がストップしたわけでなく、ホルムズ海峡を世界の石油の約2割を通っていて、仮にイラン側が封鎖するようなことがあれば、原油を運べなくなるという見方があり、一時急騰。日本の原油の95%は中東から来ているため、万が一、封鎖となれば、日本への影響も甚大だが、封鎖の可能性自体は高くない」などと解説した。