アメリカのトランプ大統領がきょう、議会で2期目の施政方針演説に臨んだ。最初は笑顔も見られ、順調に進むかと思われた首脳会談では、ゼレンスキー氏がプーチン大統領を批判し、トランプ政権がロシアに譲歩することへの懸念を示したことで雰囲気が一変し、首脳同士がカメラの前で口論する事態になった。その後予定されていた昼食会などが全て中止となった。ホワイトハウス関係者は3日、ウクライナへの軍事支援を停止したことを明らかにした。ブルームバーグ通信は国防総省高官の話として、アメリカからウクライナに向けて送られる予定の武器だけでなく、経由地のポーランドからの武器輸送も一時停止すると報じている。軍事支援の一時停止を受け、ゼレンスキー大統領はSNSで「トランプ氏の強力な指導力のもと平和実現のために努力する用意がある」と投稿した。トランプ大統領はゼレンスキー大統領から「平和のためにできるだけ早く交渉の場に戻る用意がある」などの手紙を受け取ったことを明らかにした。
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