物議を醸しているNHK党のプラン。都知事選のポスターの掲示板は、約1万4000か所あるが、団体に寄付をすれば、その中の1か所に内容もデザインも自由なポスターを貼ることができるとしている。寄付額は先月までが一口5000円以上で、今月からは1万円以上に増額。立花党首によると、NHK党が19人、立花党首の関係者が5人の合わせて24人を擁立する予定で、その立候補者のポスターのスペースを利用するという。立花党首はポスター掲示板は税金の無駄遣いだとして廃止も主張している。一方、党のホームページで紹介されている動画には「5000円ぽっきりで掲示板をジャックして、あなたの知名度やビジネスを広めるチャンス」という宣伝文句も。記者会見では疑問の声も上がっている。選挙の専門家は、現状の法律に禁止規定はないとした上で「実質的に販売に近いような形で、それを売っていることは問題だと思う。選挙そのものに対する不信感を持つ有権者が出てくる可能性がある」と話す。立花党首は今日、来週木曜の告示日には、1600か所ほどのポスター掲示板が寄付ポスターで埋まるとの見通しを示した。