グーグルが新製品発表会をアメリカで開き、ピクセルの新機種を発表。発表されたのはグーグル Pixel 9シリーズ。AIを活用した便利機能を多く搭載したという。生成AIにより写真機能が大幅に進化したという。例えば、植物の写真を撮影し、範囲を指定し、「花を加える」と指示を出すと花が追加され別の写真のようになる。これまでも強みであった写真機能がさらに進化。また、3人で写真を撮影した後、撮影者を交代し、もう1枚写真をとるとまるで4人で撮ったかのような写真が生成される。さらに生成AIと音声会話ができる機能が標準装備された。現在英語のみで有料プラン加入者が対象だが、今後日本語など多言語に広げていく予定だという。今日から予約開始で22日から順次販売開始。価格は12万8900円から。ChatGPT登場から始まった生成AIブームも1年半以上が経過。ユーザーはAIで生活が便利になることへの実感を求めているという。グーグルの開発責任者は「システム全体にAI技術が統合されているのが強み」などと話した。