都内のアジア食材専門店、国際色豊かな商品が並ぶ中、店の中心に陣取っていたのは、ジャポニカ米は日本人になじみのある粒の短い米。国産に比べて2割も安いベトナム米。都内に本店を構えるきらぼし銀行。マーケットの拡大を目指すベトナム企業とタッグを組みジャポニカ米の輸入販売サポートを先月から始めた。残留農薬を減らすため、土壌や水を見直し、精米システムを効率化して「基準をパスしたベトナム産のジャポニカ米」として初めて日本で販売できるようになった。今後、国内で販路を拡大した上で日本で味や品質を認められた米としてブランドを確立しヨーロッパや米国市場にも打って出ることを目指している。