日本自閉症協会がおとといXに投稿したのは”ある政党”の見解について。2022年に出版された「参政党Q&Aブック 基礎編」に掲載されたものである。本の中では発達障害のある子どもへの教育について「通常の子供たちと全く同じ教育を行えば問題ない。そもそも発達障害など存在しません」と書かれていた。専門家は「発達障害には個別の支援や配慮が必要で社会や企業が発達障害に理解のある社会になってきているのに個性とだけで片付けてしまうのは意味を持たなくなってしまい危険だ」と指摘している。参政党は”誤りがあり絶版に”したとしており、神谷代表はきょうの演説で「昔の本ですでに意見は変えている」という趣旨の説明をしていた。参政党をめぐっては公約にも抗議の声があり「過度な延命治療が医療費を押し上げている要因のひとつ」と説明しているがこの内容に医師らで構成された団体が声明を発表し「終末期医療が「国全体の医療費を押し上げている」事実は見当たらない」と指摘した。厚労省に聞いたところ「終末期医療」にかかる医療費については国民的な議論などが必要なため、期間・定義定めず統計をだしていないという。