北海道・今金町のジャガイモ作りは4月下旬から始まり今の時期に収穫の時を迎える。男爵芋は明治41年に川田龍吉男爵が海外から北海道に持ち帰ったのが始まりと言われている。今金町ではいち早くブランド化に乗り出し味に磨きをかけた。ジャガイモはデンプン量が多いと細胞同士の結合が崩れやすく粒がほぐれてホクホク食感が生まれる。今金男しゃくのホクホク食感の秘密は種芋用と食用で生産者が分かれていること。種芋用農家の日置名人は夏になると一本一本苗の状態をチェック。品質が悪いものを手作業で抜きとる。今金男しゃくは市場で注目を集め近年では他の男爵芋に比べ2割以上の高値で取り引きされている。
住所: 北海道亀田郡七飯町峠下379-3