- 出演者
- 大下容子 佐々木亮太 久保田直子 吉永みち子 斎藤康貴 林美沙希 末延吉正 林美桜 水越祐一
ウクライナのシュミハリ首相はきょう午前、都内で会見し「日本はウクライナ経済の立て直しと回復に向けリーダーになると確信している」と日本に対し支援の継続を求めた。世界銀行などはウクライナ復興に今後10年間で約73兆円かかると推定していて、戦争の長期化で欧米では「支援疲れ」の声も上がっている。日本からの長期的な支援がより求められている。
日本商工会議所が主催する商談会にはウクライナからエネルギーやIT、農業など幅広い分野の27社が参加し、インフラの再建や復興に向け、今後市場で見込まれる需要などについて説明を行い投資を呼びかけた。日本からは重工や鉄鋼メーカーなど中小企業を含め60社が参加し、ウクライナ企業のブースをまわり個別の商談を行う機会も設けられた。
花巻東高校の佐々木麟太郎選手はカリフォルニア州のスタンフォード大学へ9月に入学する予定だが、その前の4月から大学の野球チームに合流する。佐々木選手は歴代最多高校通算140本のホームランを放ち強打者としいて活躍した。
きのう異例の暖かさとなった北日本や北陸は強い寒気の影響で気温が急降下している。日中の最高気温は札幌で1℃、青森で4℃できのうより15℃も低くなる見込み。一方関東や東海は朝から季節外れの暖かさとなっている。最高気温は静岡で25℃と本州で今年初めての夏日となる可能性がある。東京は23℃で5月並みとなる予想。ただあすは関東も気温が下がり、真冬並みの寒さに戻る見通し。日毎の気温差が非常に大きくなっているので体調管理に注意。
東京・墨田区の押上駅ではきょうの始発からホームドアの運用開始。東京都は2000年からホームドアの設置を進めていたが、これで都営地下鉄全106駅で整備が完了した。浅草線では押上駅を除く全ての駅でQRコードを活用してホームドアを開け閉めする方式を採用、これにより車両改修費を20億円から270万円に大幅削減している。
警視庁創立150年に伴いきょうから警察博物館で始まった記念特別展には警視庁の歴史に触れられる600点以上が公開されている。明治時代の日本初の木製の運転免許証や、今の警棒の代わりとなるサーベルなどを展示。来月3日まで開催。
裏金問題に揺れる自民党。国会ではきのうも野党からの追求が続いた。立憲民主党は旧統一教会関連団体との関係が指摘される盛山文部科学大臣に対する不信任案を提出、午後の審議はストップした。そんな中、他国と共同開発した次期戦闘機の第三国への輸出めぐり…自民党と公明党で意見対立。
4月スタート「Destiny」番組宣伝。
自民党の裏金問題に対し厳しい姿勢で臨んできた公明党。自公の間でもう一つ対立が深まっている問題が…F2戦闘機に代わる次期戦闘機をめぐる問題。次期戦闘機は日本・イギリス・イタリアの3カ国の共同開発で合意している。そして今の制度では認められていない日本から第3国への直接輸出について自公の間で制限の緩和に向けた協議が進められてきた。しかし輸出制限の緩和に積極的な自民党に対し去年11月以降、公明党は慎重な姿勢を強めてきた。輸出制限の緩和に関する結論は先送りになっている。自公連立、政権の亀裂…落としどころは?
自民党・公明党が、第三国への防衛装備品輸出解禁を巡り、意見が対立している。一昨年、政府は、防衛装備の輸出緩和を目指す国家安全保障戦略を決定した。また、去年7月の自公の中間報告では、「第三国への輸出容認が大宗(大勢)を占めた」と明記している。議論の中心はF2戦闘機の後継機で、一昨年、政府は2035年頃から退役が始まるF2戦闘機の後継機を、イギリス・イタリアと共同開発することで合意した。製造に関わる日本企業は1000社以上とされ、次期戦闘機の技術は防災・減災センサーなどへの転用が期待される。しかし、公明党は「十分な議論が尽くされてないし、国民の理解には至っていない」と難色を示しており、岸田総理は議論を実務者レベルから政調会長レベルに格上げした。次期戦闘機の共同開発は、来月から話し合いが本格化するため、英駐日大使は日本に対し、次期戦闘機について早期の輸出解禁に向けた取り組みを要求している。スタジオで久江さんは「日本では自国を守る軍需産業が縮小していますし、自国でこういう装備を作らないことに懸念が高まっているんですよね。公明党は池田大作名誉会長が亡くなりましたし、池田先生の教えにつながる平和の教えへの原点回帰から、戦争に使う武器は決して作ってはいけない、という考えに至っているのかもしれません。自公関係はそもそも打算の連立で、その歪が明確にここで生まれていると言えるのでしょう」などと話した。
10日、自民党の政治と金の問題について、公明党の山口代表は「多くの自民党議員が収支報告書を訂正する事態に陥ったことは、極めて遺憾と言わざるを得ない」と厳しく批判した。公明党は、自民党に対し、裏金問題の再発防止に向けた制度改革の具体案を早急に示すよう要求し、会計責任者だけでなく政治家本人にも責任を追わせる連座制の必要性を主張している。また、山口代表は政治倫理審査会開催に前向きな姿勢を示している。時事通信による調査では、岸田内閣を指示していた公明党支持者の割合が、去年10月は58.3%だったのに対し、今月は25.6%と約4か月で半減している。背景には、自公など推薦の候補が選挙で苦しい戦いをしたことなどが挙げられている。スタジオで久江さんは「公明党は選挙の焦りや、ことさら支持母体の創価学会、庶民の目が気になるのでしょう。クリーンな政治をとにかく目指したい政党ですし、同じ与党だからって自民党の裏金問題が一緒にされたらたまらないんでしょうね」などと話した。
自民・公明による連立政権は25年にも及ぶが、去年5月、次の衆院選から新設される東京28苦の擁立候補の調整で対立することになった。公明は、候補者擁立を断念し、自民候補を推薦しないとしている。かつて、自公のパイプとして漆原良夫国対委員長・大島理森国対委員長がおり、民主党政権時代でも多くの政策調整を行なってきた。昨日都内で講演した大島氏は、与党の現状を「自民党支持より無党派の支持が多いという現状は非常に残念です」などと話した。自民との間を長年調整してきた太田昭宏前代表は2021年に引退し、公明に太いパイプを持つ菅前総理や二階元幹事長は党執行部を離れた。今後、自公連立の行方はどうなるのか。
自民党・公明党のパイプ役とは安全保障政策などをめぐり、対立を繰り返すたびにその落としどころを探る交渉役で、かつては安倍元総理と公明党・太田前代表がそういった関係を築いていた。現在は二階元幹事長と菅前総理が公明党と太いパイプを持っているが、岸田政権とはやや距離をおいている。両党の幹事長と国対委員長が週に1度朝食を共にする重要な会合「2幹2国」がパイプ役の不在で岸田政権下では一時不定期開催になった。依然としてパイプ役は菅前総理が務めているとみられ、先月21日の八王子市長選では自民・公明推薦の初宿氏の応援演説に入った。久江さんは「安倍政権では菅さんと公明党支持母体である創価学会選挙担当の副会長・佐藤さんとの間の太いパイプもあり、それにより公明党議員との関係も良かった。」などと話した。吉永さんは「越後屋と悪代官が裏で調整するようなことはもうやめてよと言いたい」などとコメントした。
「マルス -ゼロの革命-」の番組宣伝。
飼い主の元に行くために扉の隙間からなんとか出ようとするネコ・リョフくんの動画がSNSで話題になっている。末延さんの飼い猫のジーナちゃんも網戸を開けることを習得してしまい、末延さんは焦って探しに行ったそう。
このあとは「徹子の部屋」。