2024年3月2日放送 2:55 - 3:55 フジテレビ

太田光のテレビの向こうで
【佐野元春とじっくり語った60分…好評に応え地上波放送】

出演者
太田光(爆笑問題) 佐野元春 
(オープニング)
オープニングトーク

今回は「CAFE ZU」から。マスターがオススメの図鑑「決定版 日本の野鳥 羽根図鑑」を紹介した。

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CAFE ZU下丸子(東京)世界文化社決定版 日本の野鳥 羽根図鑑
オープニング

オープニング映像。

(太田光のテレビの向こうで)
音楽×お笑い/ふたりの「ルーツ」/「音楽×お笑い」の融合

今回のゲストは佐野元春。「音楽×お笑い」でトーク。佐野は1980年にデビュー。個性的なミュージシャンが80年代以降、次々と出てきた。漫才ブームも同様だという。佐野は「高校生時代、70年代中盤の音楽を聞いていたが表現者になると年上の表現者がやってきたことを鏡にして自分の表現をすることになる。10・20代を中心に出てきたのかなと思う」などと語った。

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アリスクロエサザンオールスターズザ・ビートルズザ・ベストテンナイアガラ・トライアングルベレ出版佐野元春 & THE COYOTE BAND佐野元春 & ザ・コヨーテ・バンド:ライブ「今、何処」東京国際フォーラム 2023【2CD (Blu-spec CD2)】佐野元春 & ザ・コヨーテ・バンド:ライブ「今、何処」東京国際フォーラム 2023【Blu-ray】安田守桑田佳祐虫のぬけがら図鑑 -脱皮と成長から見る昆虫の世界谷村新司青空球児・好児

続いて「ルーツについて」トーク。佐野は音楽が好きな両親の影響で幼少期から音楽が身近な生活をしていた。両親からフロリダに雪村いづみが歌っていたことを聞かされていた。その後、雪村いづみと会いレコードをプロデュースすることとなる。

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トーキョー・シックハナ肇とクレージーキャッツ古川ロッパ植木等榎本健一私のベイビー雪村いづみ

太田は「子どもの時に見ていて自分はああいうコメディアンになりたいって思った。ああいう番組を作りたい思った。35年やってきて出来ていない。今の若い人たちにああいう番組を作り見せたいが、ギリギリアウトな年齢かなとかニーズがないことに寒しさ、諦めなきゃいけないのかなと思った」などと語った。佐野は「けしてそんなことはない。日本のエンターテイナーの人たちを見ている。僕らにあり、ないものはなにか見ているとエレガントさ。表現者としての精神のエレガントももたれている。現代にも通用すると思っている」などと語った。太田は「バラエティというは歌も踊りも笑いもトークもあってのバラエティ。今のテレビって若い人が中心。そうあるべきと思うが、僕ができるかもというのはそういう世代の人たちがそろそろそういう番組にも出てもいいかなと思ってくれるとするならば出来るかなと一縷の望みをもっている」などと語った。

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YouTubeシャボン玉ホリデータモリハナ肇とクレージーキャッツ今夜は最高!夢であいましょう梓みちよ雪村いづみ
「永遠のコメディ」と…/「永遠のコメディ」と「笑って人類!」/「子供たち」に託す/「世の中」と創作活動/「聴き手」に届ける…

佐野元春の「永遠のコメディ」についてトーク。太田は「聞いているとまさに自分の歌といったら失礼だが、永遠にコメディをやっていくつもりだから勇気づけられる」などと語った。

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永遠のコメディ

太田の「笑って人類!」を読んだ佐野元春。「文章から映像が思い浮かぶのが楽しい。読み終わった後、優れた監督・脚本が映画にしたほうがいい」などと語った。さらに「表現者はどころ切り取り歌にすることを格闘している。現実を見れば見るほど、そこにあるのは不条理」などと語った。

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幻冬舎永遠のコメディ笑って人類!

佐野元春は「自分の作る音楽が子供たちにも良い形で伝わっていってほしい願いがいつもある。手塚治虫から学んだ」などと語った。太田は「手塚治虫もストーリーを描くが、あとは読者が判断してくださいみたいなところが大いにある。受け取る側として良い悪い決めがちな表現者ではなかった。そこを佐野さんが引き継いでいる」などと語った。

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手塚治虫鉄腕アトム

続いて「世の中」についてトーク。太田は「時事ネタをやり始めて35年。しくじって業界から出れなかった時期があり、もう一回やり始めた頃、地下鉄サリン事件と阪神・淡路大震災のときだった。一年中、その話題だった。漫才の中に誰が浮気したとか入れてもお客さんは大きな話題のことしか興味がなく他のネタを入れる隙間がなくウケなかった。コロナ以降はネタにしにくい。どこが笑える部分なのか探すのが苦労する。僕自身は楽天的だがあまりにも長い。佐野さんはよく守りたいという言葉を使う。僕の中にも守りたい気持ちはある」などと語った。佐野は「歴史は昨日のつながりで今日があるとこれまでの人たちは理解してきた。それは世の中をどうしても理知で把握したい欲望があるから。欲望を捨て去り、分断されたものが続いているだけと発想になれば変化変容を楽しもうという余裕も出てくる」などと語った。

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SOMEDAY地下鉄サリン事件阪神・淡路大震災

続いて「聴き手」についてトーク。佐野は「曲は聴き手が価値を見出す。表現者は悪戦苦闘しながら探さないといけない」などと語った。太田は「佐野さんたちはアメリカへの入口だった。日本のお客さんに聞かせたいより、海外へ進出してトップをとるような思っていた時期があった」と語ると、佐野は「国籍関係なく音楽を楽しん受け取ってもらいたい願いはある。一つ自分がライブをやり続ける理由として経験を共有したいがある」などと語った。

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サザンオールスターズ
「CITY POP」からみえる日本/「ソングライティング」の本質

「CITY POP」についてトーク。太田は「日本って世界の位置的にも傍観者になりやすい。 日本人に出来ることはそういうところにいるから出来ることがある」などと語った。佐野はシティーポップが嫌いだったと明かした。

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BACK TO THE STREET

続いて「ソングライティング」についてトーク。太田は「ザ・コヨーテバンドになってから佐野さん変わった。意識あったのか?」と質問した。佐野は「その時々によって表現も変えている。ザ・コヨーテバンドになってからソングライティングの方法が変わった」などと答えた。佐野は「言葉とメロディとビートは切り離せるものはない。やることは賛美一体の強力な表現を紡いでいくこと」などと語った。

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佐野元春 & THE COYOTE BAND
(エンディング)
エンディングトーク

佐野は「発見だらけだったし喋りすぎた」などと語った。太田は「佐野さんの語り口、喋り方が歌を歌っているかのようだった」などと語った。

エンディング

エンディング映像。

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