サンデーモーニング (ニュース)
明後日未明にアメリカ大統領就任式が行われる。その就任式にGoogleなどIT富豪が参加するという。その4社はそれぞれ1億6000万円を寄付している。さらにTikTokのCEOも参加する予定。トランプ氏は就任当日から100の大統領令に署名すると報じられていて、注目は不法移民の強制送還など。元村氏は「移民を強制送還することや関税もそうだが一番心配しているのは民主主義を守るための装置をトランプさんが突き崩していくこと。不安しかない」、キャンベル氏は「トランプ氏に対する4つの訴追に関わったあらゆる人達への報復を誓っている。不法移民の強制送還などどういう権限で予算や人員を使って実際にできるのか。大統領職の権限が大きく変わって強くなっている」、安田氏は「名だたる企業が多様性を確保するポリシーを取り下げたり縮小したりしている。マイノリティが優遇されている、逆差別だという誤った認識が安易な広がりに繋がらないためにもバックラッシュに耐えられるだけの土台が社会の中にあるかということは日本社会にも問われてくる」、松原氏は「バイデン大統領の退任演説が印象的だった。トランプ氏はエリートが影で操っているという陰謀論めいた言い方でバイデン政権を批判してきたが、トランプ政権も金持ちの集まり。トランプ氏はずっとグローバル経済に取り残された労働者の心に訴えて上り詰めてきたが、一方で政権は勝者たちの集まりになっている。この矛盾でトランプ支持者の中でも対立が起きている。この政権の本質は何かがだんだん見えてくるのでは」などと話した。