- 出演者
- 柳澤秀夫 板倉朋希 高島彩 桝田沙也香
オープニング映像。
プロ野球・ロッテからメジャーリーグへ、佐々木朗希がドジャースへ。球団初のワールドシリーズ連覇へ、本拠地ロサンゼルスを緊急取材。佐々木朗希がインスタグラムに「ドジャースとマイナー契約を結ばせていただくことになりました」と投稿。佐々木朗希は“令和の怪物”と呼ばれ、高校卒業後ロッテに入団。2022年、史上最年少で完全試合を達成。おととしはプロ野球の日本選手最速に並ぶ時速165kmをマーク。昨シーズンは自身初の2桁となる10勝。去年11月のMARINES FAN FEST 2024でロッテ・吉井理人監督は来シーズンからマリーンズを飛び出して高みに挑戦する選手が1人います、と佐々木朗希を紹介していた。同じ岩手出身の大谷翔平は「どこのチームを選んでも彼なら素晴らしい成績を残せる」と話した。佐々木朗希は、マイナー契約しか結べない25歳ルールの対象。米国メディアによると契約金は約10億円。新天地となるアメリカ・ロサンゼルスの野球ファンは、すでにワールドシリーズに勝ったような感じだよね、と話していた。
なぜ佐々木はドジャースを選んだのか。フルカウント・小谷真弥記者は、先発陣として負担が少ないのも要因の一つだという。世界一に輝いたもののプレーオフではけが人が続出したドジャース。先発投手の補強が急務だった。今オフにはサイヤング賞2回のブレイク・スネル投手を獲得。山本由伸、大谷翔平の5月投手復帰も予想される来季の先発陣。かつてない豪華なものとなりそう。打線では大谷、ベッツ、フリーマンの夢のMVPトリオを擁するドジャース。投手陣でも7人の豪華な先発陣を擁し、ここに佐々木が加わることに。現地ファンは胸筋乱舞している。
“令和の怪物”と称される佐々木。規定投球回数をクリアしたことはない。フルカウント・小谷真弥記者は、ドジャースは先発ローテーションは6人、他の球団よりもひとり多い、中4日で酷使されることなく、成長途中の佐々木投手にとっては本当にゆったりとスタートできる環境だと説明した。
佐々木朗希がドジャースと契約。掴んだ夢の舞台。平坦ではなかった道のりを同級生が語った。2001年、岩手県陸前高田市で生まれた佐々木。2011年3月11日、津波で父と祖父母が犠牲に。家も流され一家は大船渡市へ。小中高のチームメイトの東晃生さんはおととし2月「震災に関しての弱い部分は朗希はあまり見せなくて僕らに気を使われるのも気を使わせるのが嫌だったのかなと思います」などと明かしていた。甲子園出場の夢は叶わなかったがプロ入り後は「世界で最も才能のあるピッチャーの1人」と評されるまでに。佐々木朗希が目指していたのがメジャーへの移籍。WBCでは3月11日、先発のマウンドに立った。大船渡高校元チームメート・千葉宗幸さんは「思ったより早く遠くに行くような感じ」「グラウンドに仮設住宅が建っていて練習に使えない状態が数年近く続いた そういうところも助けてもらって野球ができていたので」などと語る。
佐々木朗希がドジャースと契約。佐々木の地元・岩手からは大きな期待の声が寄せられている。ロッテ・吉井理人監督は「異国の地での生活は大変なことが多いと思いますが色々な発見があったり新しい価値観を見つけたりと成長できると思います。あとは朗希しだい、頑張りなはれ!期待しています」とエールを送った。
令和の怪物、佐々木朗希がドジャースとマイナー契約。桝田アナが今後のドジャースの日程を紹介。3月15日、東京ドームでドジャースvs巨人、16日、ドジャースvs阪神、18、19日、ドジャースvsカブス。大谷翔平の番記者、フルカウント・小谷真弥記者によるとカブスとの開幕カード第2戦が初登板になる可能性が高い。
大統領就任式を目前に控えたトランプ氏。ガザの停戦合意にも影響を与えるなど就任前から存在感を示す一方、過激な言動は未曾有の大火災となった被災地で新たな火種にも。米国・トランプ次期大統領の就任式の準備が進む中、開催場所を巡り新たな動き。就任式が行われるワシントンでは当日の気温が氷点下10度前後まで冷え込む予報で、屋外で予定されていた行事が急きょ屋内に変更になった。トランプ氏がSNSに「気温が記録的な低さになる可能性があり、参加者などが非常に危険な状態になるためだ」と投稿。就任式が最後に屋内で実施されたのは1985年のロナルド・レーガン大統領のとき。就任式は議事堂内の広間で行われる。パレードも屋内競技場に変更。
米国大統領就任式を目前に控えたトランプ氏。大統領就任式は各国の駐米大使が参加するのが慣例だが今回トランプ氏は中国・習近平国家主席ら各国の首脳を招待。「韓正国家副主席を特別代表として派遣する」と中国外務省が明らかにしている。世界的な米国の巨大IT企業も招待。グーグル・サンダー・ピチャイ氏、アップル・ティム・クック氏、メタ・マーク・ザッカーバーグ氏、アマゾン・ドット・コム ・ジェフ・ベゾス氏など。これほど多くの大統領のトップが出席するのは極めて異例。異例な事態は外交の舞台でも。ガザ地区のイスラエルとハマスの停戦交渉に、次期トランプ政権も参加。18日、イスラエル政府が正式に停戦合意を承認。
トランプ氏の言動は新たな火種も生んでいる。過去最悪の火災が続くカリフォルニア州ロサンゼルス。27人が死亡、1万2102棟が焼失するなどした。カリフォルニア州アルタデナ、規制が解除されたばかりの火災現場へ。住宅街の近くでも山火事が続いている状況。リベラルな土地柄のカリフォルニア州は民主党の牙城。昨年の大統領選挙でも民主党・ハリス氏が6割近い票を獲得。トランプ次期大統領は「真の悲劇であり、ニューサム知事と現政権の過ちであると言える」、共和党・マイク・ジョンソン連邦下院議長は「州や地元の政府で職務の怠慢があったようだ」と語った。復興支援を政治の駆け引きに使おうとする姿勢に民主党は猛反発。大統領就任式が行われる来週月曜日から被災地で再び乾いた強風「サンタアナ」が吹く可能性がある。空からの消火活動にあたっているカナダの企業によると対応できるのは風速35mまで。ウェイン・コールソンCEOは、初日の夜に何度も現場へ向かいましたが強風で引き返せざるを得ませんでした、1時間以内に現場に到着すれば火災を食い止めることができたはずなどと明かした。当時のサンタアナの風は風速40mを超えていた。
過去最悪の火災が続く米国・カリフォルニア州ロサンゼルス。ロサンゼルスに本拠地を置くスポーツチームによる支援活動も始まっている。サッカー元日本代表・吉田麻也選手(昨季LAギャラクシーでプレー)の姿もあった。ロサンゼルスでは5万3000人に避難命令が出されているが避難所でノロウイルスの発生が確認されるなど新たな問題も起き始めている。現地で出会った日系米国人の加門ジョニー健太郎さんは、ペットのために避難所には入らずホテルや友人の家を転々とする日々が続いている。当時は、強風が吹き荒れる中、妻とペットと車で脱出。後日自宅に戻ると全てが焼き尽くされていた。今は寺に支援物資が届けられ、水や食料は確保できている状況。この寺には母の遺骨も収めていたが今回火災を逃れた。
過去最悪の火災が続く米国・カリフォルニア州ロサンゼルス。ロサンゼルス一帯に生えていた植物の乾燥。これが火災被害拡大の一因になったとの指摘も出ている。ロサンゼルスでは去年冬に例年の2倍の雨が降った結果、春には大量の植物が生い茂った。その後は一転、雨は8か月間で7.4mmしか降らず。植物は記録的乾燥により大量の燃料になった。ロサンゼルス消防局は更なる被害拡大を防ぐため、自宅周辺の草は刈り取るよう呼びかけている。
米国大統領就任式まであと3日となったトランプ氏。就任初日に出すと言われている主な大統領令に注目が集まっている。ガザ地区の停戦合意について、柳澤秀夫は、イスラエル軍がガザから簡単に撤退するとはとても思えないといい、フィラデルフィ回廊からはイスラエルは撤退しないと言っているなどと説明した。
30年前、6434人の命を奪った阪神淡路大震災。神戸市だけでなく、淡路島でも最大震度7を観測。1200人以上がけがをするなど大きな被害が出た。島で唯一の救命救急病院だった兵庫県立淡路病院には多くのけが人が運ばれた。撮影したのは普段から学会用に手術の様子などを記録していた栗栖茂医師。当時3年目の水谷和郎医師は当直明けだった。当直の医師は3人。地震後救急には他の科の医師や看護師も駆けつけた。至る所で心肺蘇生が行われ、受け入れ態勢は逼迫。当時兵庫県内の多くの病院も同じ状況だった。懐中電灯のわずかな光を頼りに治療が行われるなどまるで野戦病院に。一部では断水や必要なものが足りず適切な治療ができなくなるなど医療現場の限界も浮き彫りになった。非常電源によりライフラインは確保された県立淡路病院。
非情にも見える心肺蘇生中止の指示は、当時の外科部長・松田昌三医師の苦渋の選択だった。水谷和郎医師は、こういう時はこういう判断、やめなさいって言っていいんやというのはある意味本当に衝撃でしたし、でもそれをしていったから救急外来が回っていったのは確かだと話した。映像にはトリアージという言葉が出てくる。トリアージは震災当時は社会には浸透していなかった。また蘇生中止の他、軽傷者は他の科に振り分ける対応も取られた。この日、県立淡路病院では平常時の約10倍の傷病者を治療したという。やむを得ない判断で命を諦めることが当時若かった水谷さんに重くのしかかる。震災後、蘇生中止の末亡くなった遺族と再会したとき「自分が情けないというか、どう声かけたら良かったのかなっていうのが今でもわからないんですけど」などと涙ながらに振り返った。
だからこそ水谷和郎医師は、医療の世界を目指す学生らに向けて災害医療の厳しさを伝える活動をしている。阪神淡路大震災をきっかけに災害現場などに迅速に駆けつけるDMATが発足するなど見直された災害医療。首都直下地震では適切な治療を受けられずに死亡する「未治療死」が約6000人発生すると試算されている(日本医科大学・布施明教授らのデータ)。水谷医師は「災害医療の現実を知り、日頃から備えることが重要だ」「優先順位があるんですよっていうのを知ってもらうっていうのはやっぱり一般の方には大事かなと思います」などと話した。
取材をした若林奈織は、水谷和郎医師自身も特に震災後10年間はトラウマを引きずっていたと伝えた。目白大学の重村淳氏によると、自分は強いと思っても傷つくことがあるという心構えを持つこと、気持ちを溜め込まず他人に話すことも重要だとしている。水谷和郎医師も過酷な状況をビデオで見てもらうことが災害医療の現場に立つ人たちへの心構えにつながるのではと話していた。
去年1年間の訪日外国人の数が過去最多を更新したと発表されるなど成長を続ける日本のインバウンド需要。いま外国人の熱い注目を集めている山形・飯豊町、雪のアクティビティーを体験できるどんでん平スノーパーク。中国大型連休「春節」人気急上昇体験先ランキング(KKday調べ)で1位になった山形県。山形は雪体験が人気。雪の幻想的な景色がSNSで注目された。スノーパークの予約数は昨シーズンの1.7倍。外国人観光客が求める幻想的な景色は山形が誇る観光地にあった。飯豊町観光協会・高橋達哉主任は、飯豊町で雪が多いから雪遊びできないかという提案をいただきましてご予約が増えていると話した。
山形県尾花沢市の銀山温泉に多くの外国人観光客。大正ロマンの郷愁を感じるノスタルジックな町並みと雪の幻想的な景色が外国人観光客に大人気。山形市の樹氷。台湾からのツアー添乗員は「今度はタイW何のお正月(春節)40人連れてまたきます」と話していた。蔵王温泉では新たな取り組みが始まっていた。多くの外国人観光客で混雑することを防ぐため空き店舗に飲食店を誘致。蔵王温泉から別の観光地へのバス運行も開始し観光の分散も狙う。Yuge「蔵王温泉食堂」・岡崎博門さんは、食堂の割合はお客様10に対して1ないくらいかもしれない、まず飲食店をオープンしたい、と語った。さらに蔵王温泉から別の観光地へのバス運行も開始し、観光の分散も狙う。
横綱・照ノ富士がきのう現役引退を発表。両国国技館で、横綱を目指して綱とりに挑んでいる大関・豊昇龍が大鵬のB孫でもある王鵬と対戦し、豊昇龍が勝利。綱取りへ向け一敗を守った。