佐々木朗希がドジャースと契約。掴んだ夢の舞台。平坦ではなかった道のりを同級生が語った。2001年、岩手県陸前高田市で生まれた佐々木。2011年3月11日、津波で父と祖父母が犠牲に。家も流され一家は大船渡市へ。小中高のチームメイトの東晃生さんはおととし2月「震災に関しての弱い部分は朗希はあまり見せなくて僕らに気を使われるのも気を使わせるのが嫌だったのかなと思います」などと明かしていた。甲子園出場の夢は叶わなかったがプロ入り後は「世界で最も才能のあるピッチャーの1人」と評されるまでに。佐々木朗希が目指していたのがメジャーへの移籍。WBCでは3月11日、先発のマウンドに立った。大船渡高校元チームメート・千葉宗幸さんは「思ったより早く遠くに行くような感じ」「グラウンドに仮設住宅が建っていて練習に使えない状態が数年近く続いた そういうところも助けてもらって野球ができていたので」などと語る。
住所: 岩手県大船渡市