有働Times (ニュース)
経済評論家・加谷珪一に話を聞く。“トランプ関税”はアメリカ国民のためにならないと指摘。トランプ氏が自動車関税に踏み切った理由として「アメリカは車で成長した国、少し損をしても外国を排除して自国の文化・製品を守りたいという気持ちが一部の人にはある」などを説明。梶川支局長は「トランプ氏は労働組合のトップが歓迎したり、外国企業がアメリカでの投資を打ち出したことに手応えを感じていると思う。措置を撤回する見立ては今のところ全くない」などと伝えた。加谷氏は「すぐには値上げをしない。長期化してくると見えない形で値上げを進めてくるのは間違えない」と分析。世界経済で想定されるシナリオとして、物価高が世界的に波及する可能性、輸出に頼っていた日本・韓国・ドイツなどが景気悪化を示唆している。